こんにちは、長谷川です。
本日は、新しくなったラビーダのデスクのご報告をしたいと思います。
以前ラビーダで作っていたLデスク、四本脚だったのですが、今回二本脚へと進化しました!
ディテールはLテーブルを踏襲しています。
脚部は道産ミズナラ製。そしてLテーブルのシンボル、割くさびをあしらっています。
貫(ぬき)のほぞ組みに、黒檀(こくたん)の楔(くさび)を打つことで抜けにくい構造になっています。
100×70×70(cm)
Lテーブル[S]の原型になった「楕円のLテーブル」の引き出しを参考に。
把手(とって)は真鍮で作りました。
引き出しは右でも。
左でも。
お好みの位置でご使用いただけます。
引き出しのレールは手作業による削り出しです。
(工房前にて笑顔の捧さん)
この引き出しが両サイドから出し入れできるのは、家具職人の捧さんの技術の賜物。
無垢材はくるいやすく、変形したり動いたりすることがあるため、引き出しのレールなどの精密なパーツを作るためには長い経験と確かな技術、そしてセンスが必要になります。
(ミニLテーブルを囲むM様と社長)
道産ミズナラは水分量が多く堅いため、とても加工の難しい素材です。
捧さんの高い技術力のおかげで道産ミズナラ材を使った家具の展開が広がりました。
先日納品させていただいたM様のためのミニLテーブルも新しいLテーブルのシリーズです。
仕上げは長谷川によるオイル仕上げ。
今回は三個セットのご注文。
もちろん三つのLデスクを並べると、全ての木目がつながります。
木目をつなげるためには3m以上の長さの材が必要になるため、天板はロシア産のナラ材に。
道産ミズナラとは木目の性格が異なりますが、道産とロシア産のものが美しく調和するようにこだわって材を選びました。
とてもめんこい(注:福島弁。かわいい、チャーミングな)Lデスク。
通りすがりの岡田さんもナイスポーズです。
しばらく店内に展示しますので、ぜひご覧下さい。
ナイスポーズ、お待ちしております。
長谷川
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