aチェア特別:楢×鹿×漆

こんにちは、長谷川です。

新しい仕様のaチェアが仕上がってきました。

木部の仕上げは拭き漆。座面は鹿革。もちろん木部の素材は国産の楢材です。

 

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かなりの存在感です。一見の価値ありです。

木部の漆仕上げは会津塗の拭き漆。4〜5回の塗りを施しています。

 

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制作に協力していただいた漆職人さんは、ご自身で漆掻きから塗りまで一貫して制作されています。我々の想像を超える美しい質感に仕上げていただきました。

 

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座面に使用している鹿革は、山梨で精力的に活躍されている若手猟師の野澤岳人さんから譲っていただいた、ニホンジカのヌメ革を使用しています。シカ害による林業被害が大きくなっている現在、ラビーダは一次産業に従事する若者を継続的に支援していきたいと考えています。

 

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山形の朝日相扶製作所(http://www.asahi-sofu.co.jp/)という工場で製造されたaチェアが、手仕事によって仕上げられていく行程は、とても現代的な家具づくりだなと感じます。

何より、鹿革×漆は、印伝のような伝統工芸を彷彿とさせるワクワクするものづくりで、社内でもかなり高い評価の椅子となりました。

 

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aチェアの構造的特徴は、朝日相扶製作所と共同開発した背面にあります。雇い実(平べったい木のパーツ)によるジョイントは強度があり丈夫なのですが、高度な製作技術と精度を必要とします。朝日相扶製作所の高い技術力が、見えない構造を支えています。

また、厚突き(突き板の厚さが極端に厚いもの)による成形合板の背もたれは、楢の力強い木目を際立たせ、今回の拭き漆によってさらに木目が強調されました。

 

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100年もつ椅子aチェアが漆仕上げによって、より頑丈で上品な佇まいに仕上がりました。美しく経年変化していく姿が想像されいまから楽しみです。

どうぞ完成されたばかりの鹿漆aチェア、店頭にて展示しておりますので体感してみてください。

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

 

 

長谷川