こんにちは、長谷川です。
先日お引き渡しした新築の I 様邸へ、桐チェストを6棹収めさせていただきました。
クローゼットのなかへ、ぴたりと収まるように作りました。
奥様、ご主人様それぞれのクローゼットへ収まりました。
ハンガーへかけた衣類が引っかからないような高さに設計した点にも、注目していただきたいポイントです。
一番上の引き出しは小物類の収納に便利なように、細かい間仕切りが設けてあります。
ウォークインクローゼットにも2棹。
今回納品させていただいたチェストは、引手のデザインが2種類。
一つ目は、丸い引手。
今回は桑の木を材料に削り出した引手を付けさせていただきました。
桑の深い色合いと木目は、チークのような雰囲気があります。
もう一つの引手は、より大きなデザイン。より手にフィットするため、弱い力でも引き出しやすく作られています。
こちらも桑の木を削り出して引手を製作しています。
より手にひっかかりやすいデザイン。
大きなサイズの分、桑の特徴的な木目も際立ちます。
引き出しの割り付けも、置き場所や用途に合わせて、ひとつずつそれぞれ設計されています。
引き出しのなかの間仕切りも、お客様が使いながらサイズ変更できるように設計しています。
引き出しのすべりがよくなるよう、蝋をぬって滑りを良くしています。
桐チェストの魅力は、その気密性の高さ。
もっとも精度の高い加工ができる木材と言われています。
白く美しい木肌から、昔から高級品として扱われて来た桐材。
見た目の美しさだけでなく、その機能性もあらゆる面で優れた木材です。
防虫性、防湿性、抗菌性、、、
貴重品も日用品も衣類も寝具も、快適に仕舞っておくことが出来ます。
地元の材料を活用していくことによって、福島の自然はより豊かになっていきます。自然と人が共存することで、より良い未来へ。頑張って行きたいと思います。
長谷川
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