つい先日、できたばかりのチークのLテーブルが届きました。
4m20cmという大変ロング幅のテーブルは、テーブルがたくさん並ぶ店内でもひときわ際だつ存在感。
これまでラビーダで製作したLテーブルの中でも、最大級の大きなテーブルです。
製作は早川家具店さん(天板)と捧工芸さん(脚部)。いつもラビーダ設計の家具を作っていただいている工房です。
あまりに大きく工房で全部を一度に作ることができないため、分業し合作となりました。
普通の車では運べないため、搬入は大型車で運びました。
脚部と天板を分けて、それぞれクレーンで吊って搬入します。
天板はミャンマー産チークの二枚接ぎ。
ラビーダが以前丸太で購入し製材した板の、一番大きな部分を使いました。
脚部をスタンバイさせ、天板を乗せる準備をします。
天板は男性4人でやっと持ち上がる重さ。
安全に配慮しながら搬入します。
養生を外し、木目を確認。
事故なく無事に搬入されました。
大変な重量のため、テーブルをひっくり返すことができません。
天板の固定は床に横になり行いました。
最後に微妙に位置調整を行います。
空間のサイズともぴったり合いました。
大きいけれど使いやすい、絶妙のサイズ感です。
二枚接ぎ(通称ブックマッチ)の天板は、木目が左右対称になります。
長さ、幅ともに、同様のものはなかなか出ない貴重なテーブルに仕上がりました。
デンマークデザインを代表するYチェアとも相性バッチリです。
重厚な天板を支える脚部。
脚部は強度のある日本産のミズナラ材を使用して作りました。
このような大きなテーブルは、使う方がいて初めて価値が出ます。
材料本来の魅力を存分に発揮することのできた今回のLテーブル製作。このような貴重な経験を積めるオーダーをしていただいた I 様、本当にありがとうございます。
無垢のダイニングテーブルは、ラビーダを代表する家具です。
使いやすいデザインのテーブル、本物の材料を使った無垢のテーブル、そして家具と家がぴったりと合った居心地の良い空間、などなどラビーダの理想を詰めて設計されています。
住まいのお悩み解決の知恵と経験を、喜んでご提案させていただきますので、ぜひご相談ください。
ダイニングが変われば団欒が生まれ、団欒が生まれれば幸せが生まれると言われています。
長谷川
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