あつらえコインケースの製作
福島市の花見山では先日、桜の開花宣言が出されましたが、皆さんはどんな週末をお過ごしでしょうか。最近は暖かい日が続き、日中はコートもいらないくらいですね。もう少しで郡山でも桜が咲き始めそうな気配です。しかし暖かくなってきて花粉症の方は辛い時期だと思いますが、春はゆっくりと花見をしに行ってみてはいかがでしょうか。
さて、今回はコインケースを新たにあつらえました。
以前にもコインケースは製作しておりますが、今回は桐材を使った３段引き出しタイプです。
一つのボックスの中にコイン収納ケースが３段収納されます。
本体は三方留め継という継手で組んであり、角がシンプルに美しく仕上がっております。見た目以上に高度な技術を要するものです。
背面側も表側同様に手は抜きません。
引き手には黒檀を使い、コントラストを楽しみながら手垢による汚れも防止します。
引き出しには異なるサイズのコインが８枚。三段合わせて２４枚収納することができます。
桐材は湿度調整に優れており、防腐作用もあります。現在の大手銀行にある大型金庫に納める最重要物などケースは桐の箱が使われているそうです。桐材の特徴から書類や金属を傷めずに保管することができるからだそうです。
H様 この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。
saku
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