「最終的にコンパクトな家になっても構わない。限られた条件のなかで考えないで、質を優先させてほしい。」何十年も暮らした後、見知らぬだれかに「この家に住みたい」と思わせるような経年美化する住まいを求める施主様の言葉に、気が引き締まりました。そうして出来上がった家に、ていねいに選んだ家具があるべき場所にあり、船舶照明やアンティークのブザースイッチ、ホーローの浴槽、キッチン収納のシェーカー風ペグまで、楽しみながら選んだひとつひとつが、木の表情に溶け込み、風合いを持ちはじめていることに、再び驚かされます。家の姿は施主様の生き方に他なりません。建築家・宮脇檀を愛読するご主人の原点は、一脚の良い椅子を選ぶこと。家具の視点で家をつくるラ・ビーダの姿勢に共鳴していただいたことは、家づくりの大きなやりがいにつながりました。
36.08坪
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